日本全国！都道府県別名物食べ物ガイド
佐賀県とは
佐賀県は九州の北西部に位置し、有明海や玄界灘に面しています。歴史や文化、自然など魅力的な観光スポットが多くありますが、それだけでなく、美味しい食べ物でも知られています。佐賀県の食べ物は、海の幸や山の幸、ブランド牛やお米など、地元の素材を活かしたものが多くあります。また、佐賀県は日本有数の茶どころでもあり、香り高いお茶を楽しむこともできます。
佐賀県の名物食べ物とは
佐賀県には様々な名物食べ物がありますが、ここではその中から代表的なものをいくつかご紹介します。
佐賀牛
佐賀牛は国内トップクラスのブランド黒毛和牛で、4～5等級の最高級の肉質を誇ります。佐賀牛は飼育環境や飼料にこだわり、ストレスを与えないように丁寧に育てられています。そのため、脂肪と赤身のバランスが良く、とろけるような柔らかさと甘みがあります。佐賀牛はステーキやしゃぶしゃぶ、すき焼きなどで味わうことができます。
シシリアンライス
シシリアンライスは約50年の歴史を持つといわれる佐賀のご当地グルメで、ご飯の上に甘辛ダレで炒めた牛肉やトマト、レタスなどをのせ、マヨネーズをトッピングしたボリューム満点の一品です。シシリアンライスの名前の由来は、イタリア料理のシチリア風ピラフに似ているからだという説や、昔シシリアンという店で提供されていたからだという説などがあります。シシリアンライスは佐賀市内の多くの飲食店で食べることができます。
呼子イカ
呼子イカは唐津市呼子で獲れたケンサキイカのことで、透き通った美しい身は、ほのかに甘みがありコリコリとした癖になる食感です。呼子イカは新鮮なうちに刺身や寿司で食べるのが一番おすすめですが、天ぷらや煮物などでも美味しくいただけます。呼子イカは呼子港周辺の店舗や市場で買うことができます。
竹崎かに
竹崎かには太良町で獲れたブランドガニで、有明海のプランクトンなど豊かな自然の恵みを食べて育っているため、身がぎっしりと詰まっています。竹崎かには甘みと旨みが濃厚で、ゆでてそのまま食べるのはもちろん、鍋や焼きガニなどでも堪能できます。竹崎かには太良町の店舗や市場で買うことができます。
伊万里牛ハンバーグ
佐賀牛の中で伊万里産のものを「伊万里牛」と呼び、九州ご当地グルメグランプリで1位にも輝いたことがあるのが「伊万里ハンバーグ」です。伊万里ハンバーグは伊万里牛のひき肉を使って作られており、ジューシーで柔らかな食感と濃厚な肉の味わいが特徴です。伊万里ハンバーグは伊万里市内の多くの飲食店で食べることができます。
有田焼カレー
有田焼カレーはなんと有田焼の陶器がセットの地産にこだわったカレーの駅弁です。有田焼カレーは有田牛や有田米、有田野菜などを使って作られており、コクと旨みが溢れるカレーです。有田焼カレーは有田駅や佐賀駅などで買うことができます。
須古ずし
須古ずしは有明海のムツゴロウを使った押しずしで、昔からお祝い事があると作られていたものです。ムツゴロウは泥臭さがなく、独特の風味と歯ごたえがあります。須古ずしは酢飯にムツゴロウを混ぜて押し型に入れて作ります。須古ずしは佐賀市内の店舗や市場で買うことができます。
湯豆腐
湯豆腐は嬉野地方に伝わる「湯豆腐」は、その地で作られた高品質な大豆からできています。湯豆腐は大豆の風味を生かすために、塩やポン酢などでさっぱりと食べます。湯豆腐は嬉野温泉周辺の店舗や旅館で食べることができます。
神埼そうめん
神埼そうめんは約400年もの歴史がある「神崎そうめん」です。神埼そうめんは小麦粉に塩水を加えて練り上げ、手延ばしして乾燥させたものです。神埼そうめんは細くてしなやかで、つるっとした喉ごしとコシがあります。神埼そうめんは冷やして食べるのが一般的ですが、温かい汁に入れて食べることもできます。
佐賀のり
佐賀のりは、有明海の豊富な栄養分やミネラルを吸収した「佐賀のり」は、美しいツヤと柔らかな口どけ、ほんのりと感じられる甘みが特徴的です。佐賀のりはそのまま食べても美味しいですが、おにぎりや寿司、お吸い物などにも使われます。
丸ぼうろ
佐賀のお土産品としても人気の「丸ぼうろ」は、ふんわりとした優しい甘みと香ばしい味わいがなんとも癖になるお菓子です。丸ぼうろはそのまま食べても美味しいですが、お茶うけにも最適です。
うれしの茶
「うれしの茶」は、葉の一枚一枚が丸みを帯びていることから“玉緑茶”とも呼ばれており、強い香りが特徴的なお茶です。うれしの茶はそのまま飲んでも美味しいですが、和菓子と一緒に飲むと更に美味しさが引き立ちます。
まとめ
以上、佐賀県の名物食べ物をいくつかご紹介しました。佐賀県は海の幸、山の幸が豊富で、その食材を活かした多彩な料理があります。また、地域ごとに独自の食文化があり、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。佐賀県を訪れた際には、ぜひこれらの名物料理を味わってみてください。